ろう・難聴高校生の学習塾 概要

授業の様子。(右)手話通訳者 (左)パソコンテイクで音声が文字化されています。

「ろう・難聴高校生の学習塾-大学へ行こう!手話と情報保障で目指す大学受験」は、聴覚障害を持つ中学生・高校生を対象とした学習塾です。

一般の予備校や学習塾では学習がしにくい、ろう・難聴の中高生に、聞こえない特性に配慮した授業を提供しています。基礎固めから受験を目指す方までどなたでも歓迎いたします。

 

「ろう・難聴高校生の学習塾」の特徴

1. 自分にあった授業レベルとコミュニケーション方法を選択できる

学習に必要な情報を十分に取得し、自由にコミュニケーションが取れる環境で学べるように、ろう者の講師が手話で直接指導するクラスと、聴者の講師に手話通訳やパソコンテイクによる情報保障をつけて行うクラスを用意しています。そのため、手話の苦手な方は、文字による情報保障を受けて受講することができます。

また、学力や目標にあったクラスを受講できるように、中学校1年生レベルまで戻って基礎からやり直す「基礎クラス」、高校の授業の補習を行う「標準クラス」、受験直結の「受験クラス」の3段階のクラスを用意し、受講生の学習ニーズに応えられるクラス編成をしています。

2.  大学入学後の準備ができる

高校までは、教科書に沿って授業が進み、プリントや板書などの視覚情報が多く活用されます。しかし大学では、そうしたものは少なく、学生は講義を聞きながら自分で必要な情報をまとめ、学んでいくことが求められます。またディスカッションも頻繁に行われます。そのため、大学では、高校まで以上に「聞く」という作業が重要になり、この環境の変化は、聴覚障害を持つ学生には厳しく、これまでインテグレーションで十分にやってこれた学生にも戸惑いが多いようです。大学で十分に学ぶためには、手話通訳やパソコンテイクなどの情報保障を上手に活用していくことが大切でしょう。

しかし、大学入学以前に情報保障を使った経験がない学生も多く、それに慣れるまでに時間がかかってしまう例が多く見受けられます。また、そもそも手話通訳・パソコンテイク等を知らないため、自分がどのようなサポートをしてほしいのか上手に伝えることができない学生もいるようです。

「ろう・難聴高校生の学習塾」では、授業に情報保障がついていますので、大学に入学する前に経験を積むことができます。大学入学前に情報保障を受けて、十分な情報の中で学習する経験をしてみてください。また、ろう者講師は全員、学生時代に手話通訳・パソコンテイクを利用した経験を持っています。大学での学習や情報保障、学生生活について疑問・質問があれば、ぜひ聞いてみてください。