聴覚障害者大学教育支援プロジェクトとは

日本社会事業大学聴覚障害者大学教育支援プロジェクトは、日本財団の助成を受けて2009年10月よりスタートしたプロジェクトです。ろう・難聴者の高等教育の機会拡充を目標としています。この目標の達成を目指し、現在は3つのプログラムを行っています。

 

聴覚障害学生支援プロジェクト室(学内学生支援)

日本社会事業大学に在籍する聴覚障害学生を支援するプログラムです。聴覚に障害を持つ学生が学生として十分な教育を受けることができるように、必要な支援を提供するとともに、教育環境の整備に努めています。

一例として、入学式などの学事への通訳者の配置、聴覚障害学生を受け持つ教員に対する助言・アドバイス、アクセシビリティに配慮した教材作成のサポート、支援利用や学生生活に関する相談対応、学外で利用できるリソースの紹介などを行っています。

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手話による教養大学

手話通訳・パソコンテイクなどのサポートを用意する大学も増え、聴覚障害学生の修学環境は徐々に整ってきました。しかし、大学の醍醐味の1つは、教員との直接対話を通した深い学びでしょう。自らの言語である手話を活用することで、サポートを介すことなく、聞こえない学生にも、聞こえる学生と同じように学べる機会を作りたいとの想いから設置された科目群です。

授業は、ろう者の教員・講師によって日本手話を用いて行われます。会話はすべて直接的なコミュニケーションで行われます。英語・経済学・法学などの一般教養科目から、手話学・情報保障・アメリカ手話など、ろう・難聴者に関係の深いものまで幅広い科目が設置されています。

日本社会事業大学に在籍する学生は、取得した単位を卒業単位の一部とすることができます。また、「手話による教養大学」は、「ネットワーク多摩」互換制度にも適用されていますので、「ネットワーク多摩」加盟の大学に在籍する学生も無料で受講でき、在籍大学の規定によっては卒業単位への算入も可能です。一般の方や、聴者で日本手話による授業を受けたい方も、聴講生制度を活用しての受講ができます。

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ろう・難聴高校生の学習塾

ろう・難聴の高校生を対象に大学進学を支援する学習塾です。ろう・難聴者の講師が手話で教えるクラスと、手話通訳・パソコンテイクがついた主に聴者が担当するクラスを用意しています。そのため、自分のコミュニケーション方法、学力に合ったクラスでの受講が可能です。受講生は様々な学校から集まっており、みなさん友人を作り、楽しく勉強しています。

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